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70歳以上の免許更新に必要な「高齢者講習」とは!?(福島市・二本松市)

2024年05月29日

70歳以上の免許更新に必要な「高齢者講習」とは!?】

 

70歳以上の方が免許を更新する際には、「高齢者講習」を受講することが義務付けられています。

さらに、75歳以上の方は講習に先立って「認知機能検査」を受ける必要があります。

この検査で、運転に関して認知機能に問題がないと確認された方が「高齢者講習」を受講することができます。

 

「高齢者講習」や「認知機能検査」についての詳細は、【各都道府県の警察のHP】や【全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)の高齢運転者支援サイト】で確認できます。

 

ここではそれらの内容をざっくり解説します。

とりあえず、ここだけ見ても何とかなるくらいの情報量にまとめてあります。

 

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【高齢者講習までの流れ】

 

○高齢者講習の通知から申し込み

 

**共通の流れ**

誕生日の5ヶ月前位になると、公安委員会(免許センター)から高齢者講習受講の案内ハガキが届きます。

ハガキには高齢者講習を実施している施設(自動車学校)が記載されているので、速やかに受講予約を申し込みましょう。

なぜなら、高齢者講習はどの施設も混み合っていて、予約が取りづらいからです。

免許の更新期限ギリギリになると予約ができないこともありますので注意が必要です。

その場合は免許センターに相談することになります。

 

申込みは自動車学校の窓口や電話で行うことができます。

案内ハガキを用意して申し込みましょう。

 

70から74歳の方の申し込み

最寄りの自動車学校で「高齢者講習を予約したい」と伝えれば、予約可能な日程が案内されます。

申し込みが遅れるほど、日程の選択肢は減って行きますので、ハガキが届き次第、速やかに手続きを行ってください。

 

75歳以上の方の申し込み

まず、「運転技能検査」の対象かどうかを確認します。

案内ハガキは公共料金支払い関連のハガキのようにペリペリ開く作りになっているので、届き次第確認しましょう。

福島県の高齢者講習案内ハガキの場合、開いた先にある、赤い線の四角い枠内に記載があります。

 

運転技能検査の対象者は、誕生日の160日前の日を起点とし、過去3年間に一定の違反がある方です。

前回の免許更新以降に違反があった方は注意が必要です。

運転技能検査の対象者は通常の高齢者講習とは異なる流れで受講しますので、予約の際には注意しましょう。

 

本来対象である方が勘違いや見落として予約すると、最悪の場合、予約した高齢者講習を受けられないなんて事になってしまうかも・・・

 

 

【高齢者講習実施の流れ】

 

○70から74歳の方の講習

 

70歳から74歳の方が免許を更新する際は、2時間の高齢者講習を受講する必要があります。

ただし、原付・二輪・小特・大特免許のみをお持ちの方は、1時間の講習となります。

 

1.交通ルールと安全運転の確認

DVDやビデオを使って、交通ルールや安全運転について学び直します。

・講義中、指導員から運転に関する質問を受けることがあります。

 

2.視力測定

・動体視力、夜間視力、視野の測定を行います。

 

3.運転実技と個別指導

・実際に車を運転し、指導員から運転技術についての個別指導を受けます。

・さらに、DVD等を用いて安全運転のポイントを学びます。

 

講習が終わると、終了証が渡されます。この証書を持って免許を更新してください。

 

 

75歳以上の方の講習〉

 

75歳以上の方が免許を更新する際は、認知機能検査と高齢者講習を受ける必要があります。以下がその流れです。

 

1.認知機能検査(30分)

・簡単なテストで認知機能を確認します。

 

2.検査結果に基づく対応

・認知機能検査の結果が「認知症の恐れあり」となった場合は、医師による臨時適性検査か、主治医などの診断書が必要です。

→「認知症でない」と判断された場合は、高齢者講習を受けます。

→「認知症」と診断された場合は、免許の停止や取消しとなります。

 

3.高齢者講習

・交通ルールと安全運転の確認

DVDやビデオを使って、交通ルールや安全運転について学びます。

講義中、指導員から運転に関する質問を受けることがあります。

 

・視力測定

動体視力、夜間視力、視野の測定を行います。

 

・運転実技と個別指導

実際に車を運転し、指導員から運転技術についての個別指導を受けます。

さらに、DVD等を用いて安全運転のポイントを学びます。

 

原付・二輪・小特・大特免許のみをお持ちの方や、運転技能検査を経て高齢者講習を受ける方は、運転に関する個別指導がない1時間の講習となります。

 

講習が終わると、終了証が渡されます。

この終了証を持って警察署か免許センターへ行き、免許を更新してください。

 

稀に高齢者講習=免許更新と勘違いして、講習を受けたのに更新をし忘れてしまう方がいらっしゃいます。

自動車学校では免許の発行や更新はできませんのでご注意を。

 

東亜自動車学校では高齢者講習についてのお問い合わせを随時承っています。

教習に関するお問い合わせもこちらまでお寄せください

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